よくあるご質問・疑問を掲載しております。
往診してくれると聞いたのですが、どこの地域までしてくれるのですか?
当面の間、往診できる地域はクリニックのある栗山町に限らせていただいております。
ただし、ご家族が患者様ご本人を連れて来院できる場合は、往診はできません。
当院正面玄関には車いす用のスロープがございますので、車いすでクリニックに入れます。ご利用ください。
寝たきりで患者様を当クリニックへ連れて来られない場合は、まずご家族が患者様 ご本人の保険証を持参して受診してください。
カルテを作って、往診させていただきます。往診の日程はご相談させていただきます。
体調が悪い家族を受診させたいんだけど、予約はできないの?あまり待つと具合が悪くなるんだけど。
ご予約は可能でございます。詳しくはコチラのページをご覧ください。
白内障でも手術できない場合があると聞いたんですが、どのような場合ですか?
大きく分けて3つほど、そのような場合があります。
①白内障が視力障害の原因でない場合
もちろん高齢になると白内障を持っている患者様は多いです。しかしそのほかの眼科疾患を持つ可能性も高くなります。白内障だと思って受診して、実は緑内障もあった。糖尿病網膜症だった。加齢黄斑変性症だった。網膜静脈分枝閉塞症(動脈硬化と関係する血管閉塞)だった。などということは、よくあることです。この場合、白内障は手術することでよくなりますが、他の病気はよくなりません。ですから手術をしても視力が改善しないと考えられます。せっかく白内障手術をしたのに、視力が改善しないとご不満に感じられることとなりますから手術はできません。
②白内障があって他の眼科疾患がないので眼科的には手術が適応なのに、身体の病気が重傷で手術できない場合
白内障手術といっても手術を受けることで体調が悪化することもございます。中には意識不明になったり脳梗塞や心筋梗塞が発症する場合もあります。かかりつけの内科や外科の先生の許可をいただくことは当然ですが、脳梗塞や心筋梗塞を起こして半年以内の患者様は、安全のため手術をしておりません。そしてコントロールされていない糖尿病や、狭心症(不安定狭心症)も手術中や手術後の危険があり、手術はできません。(コントロールされている糖尿病の場合、手術はできます。また、狭心症でもバイパス手術を受けて最近は発作が起きないとか、PTCA(バルーンで冠状動脈を広げる治療)、ステントが入っていて病状が安定している患者様の場合は手術可能です。)
③手術の危険性をご理解いただけないで、術後に当院の指示に従っていただけない患者様
当院では、白内障手術前にかならず手術の方法や、合併症のご説明をしております。そのうえで納得して手術を受けたいとおっしゃる患者様に、同意書を記入していただき、手術していただいております。手術には危険が伴うものです。白内障手術が簡単な手術で、手術をしたら眼薬もささなくていいし、もう受診しないでいいと考えておられる患者様には手術はできません。大変危険です。手術後は当院の指示にしたがっていただきます。
精神安定剤を飲むようになってから、眼がかすむようになったんだけど、緑内障ではないかな?
当クリニックは精神科ではないので、精神安定剤の副作用については、薬局か薬をだしてもらっているかかりつけの先生にご相談いただきたいと思います。
ただし、精神安定剤とわからないで飲んでいる患者様もございます。そのような患者様が、眼のかすみを訴えて当院眼科を受診され、いろいろと原因を調べたが眼科疾患は特に見当たらず、飲んでいる薬を調べたところ精神安定剤があり、これによる副作用だったということがよくあります。
もう一度簡単にいいますと、精神安定剤のためにかすみ目になる患者様がすくなからずおられるということです。
緑内障の患者様は、精神安定剤を飲まないように指導されることが多いと思います。(調剤薬局などで)。精神安定剤の副作用でかすみ目になったからといって、緑内障になったとはいいきれません。しかし、可能性はあります。心配でしたら眼科で検査を受けてください。もし本当に緑内障になっていても、そのタイプによって安定剤を飲み続けることも可能です。ご相談ください。
子供がものもらいって言われたんだけど学校に行かせていいの?
ものもらいは、はやりめ(流行性角結膜炎)とは違います。学校に行かせるのは問題ありません。
ただし、はやりめと言われたら改善するまで学校に行かせるのはひかえましょう。他の子供たちにうつしてしまいます。
ものもらいは、単純に雑菌がまぶたに感染して腫れるものと、しこりを作るものがあります。しこりをつくるものの場合は、まぶたの麻酔をして切開することもございます。ただし、あまり小さなお子様の場合は、局所麻酔ですと暴れて危険になります。その場合、当院では手術できませんので、他の病院をご紹介させていただきます。
なお、小学校低学年のお子様(10歳以下くらい)の場合、ものもらいだからと眼帯をすることは勧められません。眼帯をすることでそちらの眼を使わないこととなるので、弱視になる危険があるといわれております。