はじめに
当宿泊所は栗山さいとう眼科で手術を受けた患者さんおよびそのご家族が手術を受けた日及び術後２日間まで宿泊できる無料宿泊所です。
遠方から来院され手術を受ける方のために数年前から計画し 建物の建設は令和４年に着工し令和４年１１月に完成しました。その後部屋内部の家具の搬入など準備を行い令和５年３月１日より運用開始となります。
この宿泊所建設にあたり土地を売っていただいた元の地主の坂本様にこの場を借りてお礼を申し上げます。
高齢で身寄りがなく通院が難しい患者さんは最近増加しているようです。さらにコロナの流行で通院を我慢してかなりひどくなって来院される患者さんも多く診察します。このような患者さんは放置しておくと自分で買い物に行くこともできなくなり生活できなくなると思います。
ですが入院できる眼科は大きな病院などで場所は限られていてコロナのクラスター発生時などはしばらく入院手術はできない状況も発生しています。入院ではなくても短期間宿泊して手術を受け帰宅してもらう。そのような宿泊施設を隣接した土地に建設して無料で利用してもらう。このようなことを考えて数年たちなかなか現実に移すことができませんでしたがやっと実現できました。
お食事について
利用にあたり心配なことは まず食事を用意することができないことです。栗山で出前を行っているところがなく患者さんは自分で食事を用意しなければなりません。このため宿泊所には冷蔵庫 電子レンジ 湯沸かしポット 加湿器 割りばし お皿 コップ フォーク スプーンなどはあります。
ご自分であらかじめ食事を準備して手術当日いらしてください。
緊急時のご連絡について
次に心配なのは転倒や突然の体調不良に対してどうするかですが、とにかく転倒しないように宿泊所内でも注意して歩いていただき何かあれば院長齋藤の携帯番号に電話してもらったり緊急ボタンを押してください。（緊急ボタンを押すと部屋内部の映像が院長の携帯に映し出されます）そして院長と話すことができます。
朝８時から夕方５時までの時間は栗山さいとう眼科の院内電話子機を宿泊所の部屋に置いていますからそちらで呼び出してもらうこともできます。（内線１または２を押してください）
設備について
宿泊所にはベッドがあり布団を敷いています。
介護をしてくれる人が寝れるようにマットレスとかけ布団も用意しています。必要な時にはご利用ください。
術後はシャワーなどはすぐには浴びれませんので自宅にかえってからにしてください。
宿泊所にあるシャワー室は介助者の方が利用するもので手術を受けた方は利用しないでください。
バスタオル手ぬぐいは用意してあります。
ゴミに関してはできるだけ持ち帰るようにしてください。無料で利用していただくのでご理解ください。
トイレにはごみを流したりしないでください。パイプが詰まってしまいます。
テレビとブルーレイレコーダーは設置しています。
また男はつらいよのDVDを用意していますのでご覧ください。テレビはユーチューブなども見れるものになっています。
室内の温度はエアコンの温度調節でお好みの温度にしてください。また部屋の照明はリモコンで調整可能です。
とにかく宿泊所利用中は転倒などしないようにご注意ください。手術後ということもありますが骨折などけがをする場合もあります。なおこのようなけがなどについては当院で責任を一切負いませんのでご了承ください。